今回は、英語長文の中で、thatが果たす役割について解説していきます。
実は、thatは非常の多くの役割を担っています。一度には書けないので、この「thatシリーズ」は何回かに分けて書くことになります。
まず、接続詞のthatです。意味は「~ということ」で、名詞節をつくります。
I hope that you’ll get better soon.「早くよくなってね」
この文では、動詞hopeの目的語を、thatが導く名詞節「あなたが早くよくなるということ」が担っています。第3文型(SVO)で、目的語がthat節になっているわけです。
It is natural that he got angry.「彼が怒るのは当然だ」
この文では、itが仮主語で、thatが導く名詞節「彼が怒ったということ」が真主語になっています。今度は、that節が主語になっていますね。
Another worrying fact is that prolonged exposure to its artificial light alters human cells.
「もう一つの心配な事実は、その人口光に長くさらされることで人間の細胞が変化するということだ」
この文では、主語のfactを説明する補語の役割を、thatの導く名詞節が担っています。文型としては、第2文型(SVC)で、He is young.と同じですが、かなり難しい英文になっていますね。
いかがでしょうか。thatの担う役割のまず一つ目は、接続詞のthatでした。
かなりいろいろな使われ方がありますね。
ぜひ活用してみてください!