5文型で、最も注意が必要なのは第5文型です。その注意点とは?

今日も、英語の文型についてお話ししますね。

英語の文型が5つあることは皆さん知っていますね。これを5文型と呼びます。

さて、その中で、最も注意が必要なのが、最後に出てくる第5文型です。その理由を説明しましょう。

第5文型とは、「主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+補語(C)」の語順で単語を並べるものです。前回お話しした「文の要素」がすべて出てくるのですね。

この時、目的語と補語の関係に注意が必要なのです。それは、この2つに「主語述語関係」がある、という点です。

例えば、

We named our baby Mary. 「私達は、赤ん坊にメアリと名付けた」

この文では、our babyが目的語、Maryが補語になります。この時、この2つには「主語述語関係」が成立しています。

どういうことかと言うと、この文の意味から「赤ん坊はメアリである」と言える、ということです。

ほら、「主語述語関係」が成立しました。

この点が、この第5文型で最も大切なことです。

この点を、次の文でさらに確認しましょう。

I found him a kind man.「(話してみると)彼は親切な人だとわかった」

findは第5文型をとる代表的な動詞で(このことについてはまた後日書きますね)、「やってみると、OがCだとわかる」が、その本来の意味です。だから当然、目的語と補語の間に「主語述語関係」が成立するわけですね。

この文では、himと a kind manが目的語と補語であり、その間には「主語述語関係」が成立しています。

それどころか、この文は次の文に書き換えることさえできます。

I found that he was a kind man.

まさに、主語と述語になっていますねぇ。

ということで、おわかりでしょうか。これが第5文型の注意すべき点です。この点を常に踏まえながら、第5文型を読むと、文の構造が見えてきて、意味の理解が深まり、内容が頭に入りやすくなるのです。

ぜひ、使ってみてくださいね!

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