「文の要素」に入らない代表格、「前置詞句」について解説。長文理解には必須です!

今日は、「文の要素」に入らないものについて、書いていきます。

4つの「文の要素」以外に、英文に含まれるものがあります。それは主に修飾語です。修飾語は、追加的な働きですので、「文の要素」のような中心的な存在ではありませんが、英文のニュアンスを変えたり、格調をあげたりするのに大切な存在です。

中でも「前置詞句」は最も重要なものと言ってもいいでしょう。なぜなら、複雑な構造をもつ英文には必ずと言っていいほど、「前置詞句」が含まれているからです。

では、「前置詞句」とは何か。それは、「前置詞+名詞」の組み合わせのことです。

皆さんは、前置詞が名詞の前に置かれることを知っていることでしょう。名詞の前に置くので、前置詞という名前があるのです。

従って、「前置詞句」は常に「前置詞+名詞」の形で英文の中に現れ、一つの意味をもちます。そして、他の「文の要素」を付加的に説明するのです。

ここで大切なことは、「前置詞句」の存在を見抜き、「文の要素」から除外して、その文の文型を考えることです。「前置詞句」であることに気づかず、「目的語」や「補語」と勘違いして意味をとったために起きるミスは、とても多いのです。

このようなミスを避けるためには、前置詞の用法を一つひとつよく知ること(かなりたくさんあります)、そして常に、前置詞とそれに続く名詞をひとまとまりにして意味をとること、です。

これができれば、英文の理解は段違いに速く、上手くなりますよ。

ぜひ、活用してみてくださいね!

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