「英宮塾」通信第2号!本塾の中学生指導はなぜ和文英作が中心なのか?

今回は、本塾での中学生の指導において、和文英訳を徹底して行う理由について説明します。

 

1 和文英訳は、英語の基本が全てわかっていないとできない。

 和文英訳を正確にできるようになるには、中学校までの英語のあらゆる事項の理解が必要です。文法、語彙、文の構造など、細かいところまでしっかりと習得していないと正しい英文は書けません。

 名詞を例にとります。「本」という名詞を書く時、ただbookと書けばいいわけではありません。その文の中で、冠詞のaをつけるのか、theをつけるのか、あるいは、複数のsをつけるのかを考える必要があるのです。あるいは、誰かの所有物であれば、所有格の代名詞をつけるのかもしれないのです。

 これらの知識を総動員して初めて英語が書けます。それは、中学校の教科書に出てくる一見簡単そうな英語であっても同じことです。中学校で学ぶ全ての知識と応用が、十分に活用可能な段階に来て初めて、中学校レベルの英文を自由に書くことができるのです。

 

2 和文英訳を通じて、知識が完成に近づく

 和文英訳では、当然のことながらたくさん間違います。それは、まだ英語を学び始めて間がない中学生にとって、英語を書くことが最も難しい作業だからです。しかし、だからこそ、その間違いから多くのことを学べるのです。それは、単語のスペルだったり、動詞の活用だったり、三単現のsだったりします。そのような間違いを防ごうとする努力が、あなたを中学英語の完全な習得へと向かわせるのです。

 本塾では、このように最も困難な学習方法を使って英語力をつけていきます。ただし、同じ間違いを二度しないようにするという努力がとても大切です。その努力によって、あなたの英語力は飛躍的に向上します。そのための工夫をぜひしてみてくださいね。

 

4 繰り返すことの重要性

 本塾では上記の指導により、中学校で学ぶ事項を和文英訳の形で何度も繰り返し徹底して指導します。そのことによって、英語の基本の全てが生徒の皆さんの脳に刻み込まれるからです。これは、本塾におけるマンツーマン指導でなければできない指導方法です。

 以上のような理由で、本塾では少人数で指導を行っています。塾生の皆さんは、これらのことを理解したうえで、しっかりと学習を進めてください。そうすれば、必ず英語が得意になりますよ。

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