サブノートを活用して記憶する!内容を理解して覚えるので武器となる知識が得られます!!

今回は「サブノート」をつくることで、習った内容を十分に理解し、さらに決して忘れない記憶法を紹介します。

以前お話ししたように、記憶には「短期記憶」と「長期記憶」の2種類があります。実際の場面で使える記憶は「長期記憶」です。したがって、我々には「短期記憶」を「長期記憶」に変換する作業が必要なのです。

その作業で、最も効果的な方法がサブノートを作成することです。サブノートとは、授業でとったノートを「メインノート」とすると、その「メインノート」を元に自分でまとめなおしたノートのことです。

サブとは英語ではsub-という接頭辞で、「下に」とか「副」という意味をもっています。つまり、サブノートとは、最初につくられるメインノートに対して、メインノートに基づいて作成された「副ノート」というような意味ですね。

授業中にとったメインノートをそのまま暗記しようとしても、うまくいきません。メインノートの内容、それに関する参考書・補助教材などの知識を、自分がわかりやすいようにまとめなおすことが大切です。この作業のことを「編集」と呼びます。

この「編集」こそが、短期記憶を長期記憶に変換する優れた方法なのです。脳内で短期記憶が長期記憶に変換される過程では、ある一定レベルの刺激が必要となります。この「編集」作業はまさにその刺激に相当するのです。

今日の話は、英語に限ったことではありません。どの教科にも当てはまります。授業で聞いたこと、教科書や参考書で読んだ知識は、自分で加工したものではありません。他人が編集したものです。

だから、しばらくすると忘れてしまい、いったん忘れてしまうと、簡単に思い出すことはできません。しかし、サブノートを作成すると、その過程で行った「編集」作業によって、学んだ知識が自分のものとして活用できるものになるのです。

いかがでしょうか?記憶を助けるための作業「編集」。一次知識であるメインノートの内容を、「編集」することで得られる「サブノート」。脳にしっかりと刻まれる長期記憶をどうしたら得られるか、というお話しでした。

参考にしてみてくださいね。

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