英文中に助動詞の過去形が出てきたら、それは仮定法かも!大切です!!

英文中に過去形の助動詞が現れたら、それが仮定法である確率はかなり高いです。

今回はこのことについて解説します。

まず下の英文を読んでみてください。少々長いですが、がんばって。

Memory-training course are much in vogue nowadays, and it seems to be taken for granted that the more things we remember the happier we are. The pleasures of memory must certainly be rated high, but I am sure forgetfulness also plays a part in making human beings happy. Macbeth and Lady Macbeth would have given a good deal to be able to forget the murder of Duncan, and many politicians have longed to be allowed to forget his election pledges.

さて、この文中の下線部に注目してください。この文の意味はこうです。

「ダンカン王殺害のことを忘れられるなら、マクベスとその夫人は多くのものを与えただろう」

赤い色の助動詞 would が、突然(!)出てくる過去形の助動詞です。(他の動詞に注目してください。全て現在時制ですね!)

これが仮定法のサインなんです。

これは、if が省略されている仮定法なのです。(文の後半にある不定詞 to be able to forget が条件を表しています!)

if が省略されていると、その文が仮定法だと気づかない受験生が多くいます。でも、「突然出てくる助動詞の過去形は仮定法」の可能性が高い、ということを知っていて「うん、これ仮定法かも?」と思いながら読めば、「あ、やっぱり」となるわけです。

 

いかかでしょうか。

英文中に突然出てくる助動詞の過去形、それは仮定法かも?と考えて読むことがとても重要だということ、お判りいただけたでしょうか。

ぜひ、参考にしてください!

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