Vingの中で「現在分詞」ではないものとは?英文の中で、Vingを見かけたらどう解釈しますか?

長文問題を読むと、Vingがいたるところに出てきます。皆さんの中に、何となく読み飛ばしてはいる人はいませんか。きちんと理解したうえで読み進めなければ、その長文の正確な解釈はできませんよ。

それでは、Vingが出てきたら、どうするか。

次の4つの可能性があります。

1 進行形

2 現在分詞の形容詞的用法

3 動名詞

4 分詞構文

このうち、上の2つはもうおわかりだと思います。(2については、前回説明しました)

問題は、3と4ですね。

今回は、3について説明したいと思います。

動名詞とは、動詞にingをつけることで名詞化した語です。意味は「~すること」ですね。

Seeing is believing.「百聞は一見に如かず(見ることは信じることだ)」

上記の文(ことわざです)には2つの動名詞が使われています。seeing「見ること」と believing「信じること」です。

動詞の意味を残しつつ、名詞にすることで、文の要素の「主語」と「補語」になっているわけです。

便利でしょ。

動名詞は、動詞の目的語にもなれます。

He finished reading the book for three days.「彼は3日でその本を読み終えた」

この文では、finishの目的語がreadingという動名詞になっています。(以前、動名詞だけを目的語にとれる動詞の覚え方、で紹介しましたね。)

文の要素、「主語」と「目的語」は必ず名詞でなければならない、という例外のないルール、覚えていますか?

動名詞を使えば、動詞でさえ「主語」「目的語」になれるわけです。

動名詞の使い方、おわかりでしょうか。

ぜひ、活用してみてくださいね!

 

コメントを残す

*