前回の「分詞構文」の解説で、これを説明に入れるのを忘れていました。
それは、「過去分詞」で始まる「分詞構文」です。
「分詞構文」は、一般的に「現在分詞」Vingを用いますが、「過去分詞」を使っても当然いいのです。同じ分詞ですから。
では、どんな場合に「過去分詞」の「分詞構文」が現れるのか?
それは、「受動態」の「分詞構文」です!
Written in easy English, this book was easy to read.
「簡単な英語で書かれているので、この本は読みやすかった」
「過去分詞」writtenによって始まる「分詞構文」ですね。
接続詞を使って書き換えると、下記の文になります。
Because this book was written in easy English, it was easy to read.
( becauseの代わりに、asやsinceでもよい)
この文の接続詞becauseが省略され、「過去分詞」writtenがその意味も兼ねている、というわけです。
(主語のthis bookは、後半の文に使われるので省略されます。)
いかかでしょうか。
文頭、または文中に突然現れる「過去分詞」、それは「分詞構文」の「受動態」であることが非常に多いんです。
ぜひ、使ってみてください!