コロナ対策で、自宅で仕事や学習をしている人が多いことと思います。自宅での時間が長くなると、仕事や学習になかなか気持ちが向かない、やる気が起きない、という人も増えているかと思います。
そんな皆さんへ、朗報です。「やる気スイッチ」はあるのです!
テレビのCMでは、首の後ろに赤いスイッチがついていましたが、現実のスイッチは違います。
「やる気スイッチ」とは、脳内にある「側坐核」という部位です。
最近の脳科学の研究によると、人が何かに没頭している状態(つまり集中して取り組んでいる)の時は、この側坐核が活性化していることがわかっています。
言い換えれば、集中して何かに取り組むためには、側坐核を活性化させればよいということです。
では、どうしたら側坐核を活性化できるのか?
側坐核は脳の奥にある部位ですから、テレビのように簡単に押してオンにするというわけにはいきません。では、どうしたら側坐核を活性化できるのか?
答えは、「単純作業を最低5分続ける」です。側坐核は、単純な作業を5分以上続けることで活性化されることがわかっています。この現象を「作業興奮」といいます。
やる気を起こすには、この「作業興奮」という方法を用いればいいのです。すなわち、これから仕事や学習をしようと思うが、なかなか集中できないな、というときは、机の整理整頓とか、書類やプリントの整理とかの、単純作業を短時間行うのです。
このステップを入れることで、側坐核が興奮状態になり、いわば「やる気スイッチ」が入った状態になるのです。その結果、その後の仕事や学習がスムーズに進んでいきます。
まず、「作業興奮」によって、側坐核を活性化してやる気を起こし、それから仕事や学習を始める、この順番でやってみてください。毎日の仕事や学習の成果が大きく改善するはずです。ぜひ参考にしてみてください。
単純作業による作業興奮によって側坐核の働きを高めてから、思考力を使う勉強をすればよいのですね。
プリントも片付いて一石二鳥ですね
参考にします😉