よく間違うlittleとa little。違いがわかっていますか?

少なからずの受験生が間違っているのが、littleです。確かに形容詞として「小さい」という意味ですが、英語長文で現れるときは、違う意味のときがほとんどです。

それは、「ほとんど~ない」という否定の意味です。

There is little danger of an earthquake here.

「このあたりは、地震の危険はほとんどない」

上の例文を、次のように訳してしまう間違いがけっこうあります。

「このあたりは、地震の危険が少しある」

「ここでは、小さな地震の危険がある」

littleを否定でとらないと、大きく意味が異なってしまいます。

さらに、littleの比較級less、最上級のleastも同じく否定の意味で現れます。

New York itself suffered far less damage than predicted.

「ニューヨーク自体も予想されたより、はるかに損害は少なかった」

A problem arises when you least expect it.

「問題は予期していないときに起きる」

いかがでしょうか?

lessとleastが否定の意味であることをあらかじめわかったうえで解釈しなければ、正解にはたどり着けませんね。

簡単そうで案外難しい little、どうぞ参考にしてください。

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