皆さん、久しぶりのブログ再開です。
4月から今月まで、宮崎市内の某普通科高校に非常勤講師として務めさせて頂きましたが、それが昨日で無事に終了しました。某高校の生徒の皆さん、関係の職員の皆さん、大変お世話になりました。
特に、授業を受けてくださった生徒の皆さんには、かなりのブランクでなかなか思うような授業ができず、迷惑をかけたにもかかわらず、しっかりと受け止めて頂きました。ありがとうございました。
最後にはクラスの寄せ書きまで頂いて、驚くと同時に望外の幸せを感じました。昨夜、一人一人のコメントを感激しながら読んだところでした。
ところで、最後に集合写真を撮る際、私がマスクを取ると皆さんからどよめきが起きたので、逆にびっくりしました。よく考えれば、初めてのときからずっとマスク姿で、素顔を見せるのは最初で最後でしたね。驚かせてすみません。こんな顔でした(笑)。
とにかく、久しぶりの授業で、生徒の皆さんに直接語りかけ、また返されることがこんなに楽しいことだったとはと、改めて教えることの喜びを感じさせられた3ヶ月間でした。
今日からは、いよいよ「英宮塾」だけに集中して、通ってくれる生徒さんの英語力を進化させるために、全力を注ぎたいと思います。
さて、生徒の皆さんに約束したように、このブログでは少しでも皆さんの英語力向上に役立つ情報を書いていきたいと思います。授業では時間がなくて触れられなかったこともここで書いていきますね。
第1弾は、「be動詞+不定詞」の特殊用法についてです。
この形で一番普通なのは、名詞的用法の不定詞が文の補語になっている形ですね。つまり、「~することである」という意味の場合です。
しかし、ここで扱うのはこの形ではなく、be動詞と不定詞が組み合わさって、特別な意味をもつ助動詞のように使われるものです。その意味には5種類あります。
まず、「予定」です。「~することになっている」という意味ですね。
例文です。
The meeting is to be held this afternoon.「その会議は今日の午後に開かれることになっている」
続いて、「可能」です。「~することができる」という意味です。
例文は、
The book was not to be found anywhere. 「その本はどこにも見つからなかった」
次に、「義務」で、「~しなければならない」です。
例文です。
You are to pay your debt. 「借金は払わなければならない」
さらに、「運命」。「~する運命である」です。
She was never to return to her family. 「彼女は二度と家族のもとに帰らない運命でした」
最後が、「意志」でこれは、ほぼif節の中でのみ現れます。「もし、~するつもりなら」という意味です。
If you are to arrive there today, you must hurry.「もし、今日そこに到着するつもりなら、急がなければいけない」
さて、こんなにたくさんあるのを覚えるのはなかなか大変ですね。でも大丈夫。覚え方をつくりました。
それは、
「よかぎうんいいベット」です。「よか気分、いいベッド」にかけてあるのがわかりましたか?
「よ」は「予定」、「か」は「可能」、「ぎ」は「義務」、「うん」は「運命」、「いい」は「ifと意志」、そして「べっと」は「be to」をローマ字読みにしています。
いかかでしょうか。ちょっと薩摩弁が入っていますが、覚えやすいでしょう(笑)。ぜひ使ってみてくださいね。