不定詞は「未来志向」、動名詞は「現実志向」を表すことが多い、って知ってますか?

「不定詞」と「動名詞」は、その用法が似ています。

時には、どちらを使ってもよかったりします。

でも、実は根本的な違いがあるのです。

それは、

不定詞は「未来志向」

動名詞は「現実志向」

ということです。

例文で確認してみましょう。

He decided to go to Australia to study.

「彼はオーストラリアに留学する決心をした」

この文では、to go は未来のことを言っています。つまり、「決心した」時点における「未来の行動」を表します。

では、動名詞は?

I enjoy playing baseball every Sunday.「私は毎週日曜日に野球をして楽しんでいる」

この動名詞は、まさに今のことを言ってますよね。

このように、不定詞は「未来志向」、動名詞は「現実志向」と考えると、

decide to V「Vする決心をする」

enjoy Ving「Vすることを楽しむ」

この形が腑に落ちますね。

 

次の例文。

His hope is to become a writer.「彼の希望は作家になることだ

上の例文では、まさに未来のことを不定詞が表しています。

一方、

Her hobby is collecting pretty shells.「彼女の趣味はきれいな貝殻を集めることだ」

この例文では、彼女の今の趣味が動名詞によって表されていますね。

 

いかがでしょうか?

不定詞と動名詞の根本の意味の違い、

不定詞は「未来志向」

動名詞は「現実志向」

おわかりでしょうか。

実はこのことを知っていると、英文の深い理解にとても役立つのです。

ぜひ、参考にしてください!

 

 

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