今回は、仮定法を理解するうえで欠かせない「仮定法公式」の記憶法をお話しします。
仮定法を自分のものにするには、仮定法の公式を覚えておくのが必須ですから。
仮定法の2種類、おさらいすると、
①仮定法過去(現在の話)
②仮定法過去完了(過去の話)
この名は、その形からつけられています。
つまり、仮定法過去は「過去形」
仮定法過去完了は「過去完了形(had + 過去分詞)」を用いているから、ということです。
では、それぞれの公式です。
「仮定法過去公式」は、
「If S 過去形, S 助動詞(would, could , should, might) 原形」
次に、「仮定法過去完了公式」です。
「If S had + 過去分詞, S 助動詞(would, could, should, might) have + 過去分詞」
どうでしょうか?覚えるにはなかなかハードルが高いですよね。そこで、次のようにして覚えるのです。
「仮定法過去公式」は、
「イエ・カ・エジョゲン」と覚えます。
(Ifがイ、Sがエ、過去形がカ、Sがエ、助動詞がジョ、原形がゲンです。)
これを「家に蚊がいるので、エジョゲン撒いて」と覚えます。
家に蚊が入ってきたから、殺虫剤のエジョゲンで何とかして、という意味で、エジョゲンは殺虫剤の名前という設定です。こんな感じの覚え方ですが、どうでしょうか?
「仮定法過去完了公式」の覚え方はこうです。
「イエ・ハカ, エジョ・ハカ」
(hadとhaveがハ、過去分詞がカです)
これを「家が墓になり、永遠に墓となる」と覚えます。
意味は「祖父の住んでいた家が取り潰されて墓地になってしまった。このまま永遠に墓地として続くだろう」という感じです。
エジョと永遠の語呂が合っていませんが、そこは少し妥協していただきたいと思います。
仮定法過去と仮定法過去完了、それぞれの公式を記憶しなければ、仮定法は真に身につけたことにはならないのです。
この覚え方でぜひ、頭に刻み込んでくださいね!