例外なしの英文法シリーズ、第3弾です!
今回は、
「目的語は名詞である」
です。
これも「それくらい知ってるよ」と言う人が多いと思います。
しかし、案外ちゃんとはわかっていなくて、英文の構造理解につなげられない人が多いのです。
早速みてみましょう!
例:He can play the piano.「彼はピアノが弾ける」
この文では、目的語が the piano という名詞です。簡単ですね。
次はちょっと難しいです。
例文2:He knows how to use this computer.「彼はこのコンピューターの使い方を知っている」
この文では、目的語が「疑問詞+不定詞」の形をとっていますね。これも名詞ですから、目的語になれるのですよ。
次。
例文3:He thought that he had to do the homework at once.「彼はすぐにその宿題をやらなければならないと思った」
今度は、that という接続詞が、he had to do the homework at once という文を名詞節にしているので、thought の目的語になれるわけですね。
次。
例文4:I don’t know if it will rain tomorrow.「明日雨が降るかどうかわかりません」
この文では、it will rain tomorrow という文が接続詞の if 「~かどうか」によって名詞節になっているので、know の目的語になっています。
最後です。
例文5:He asked me what he should do. 「彼は私にどうしたらいいのか尋ねた」
この文の目的語は「疑問詞節」です。「what S V」 の形で名詞節になるのですね。
ask は、SVOO の文型をとります。従って、前の目的語が me で、後ろの目的語が what he should do という名詞節になっているわけです。
いかがでしょうか?
「目的語は名詞である」という例外なしルールによって、全ての文が理解しやすくなるでしょ。
ぜひ参考にしてください!