入試英文で、ちょっと変わった「倒置」の演習です。どこが「倒置」か、わかりますか?

今回も、入試英文で頻出の「倒置」の演習です。

例文。

どこが「倒置」になっているか、わかりますか?

I believe that the first test of a truly great man is his humility. I do not mean by humility, doubt of his own power, or hesitation of speaking his opinions.

 

ポイントは、

mean A by B 「 A を B で意味する」

です。

 

ところが、例文では mean のすぐ後に by が来ていますね。

そうです。

A と B が「倒置」されているのです。

つまり、mean ( by B ) A になって、目的語 A が後ろに置かれている、ということです。

 

普通の語順ではこうです。

I do not mean ( doubt of his own power, or hesitation of speaking his opinions ) ( by humility ) .

目的語の A が長いので、by B を先にしたのです。

従って、意味は、

「私は人間性という言葉で、自身の力への疑いや、意見を述べることへのためらいを言おうとしているのではない」

 

いかがでしょうか?

「目的語が長い時は、後ろに置く」という「倒置」は、入試英文では頻出ですよ。

ぜひ覚えておいてくださいね!

 

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