入試英文では、「文構造」がとてもわかりにくいものがよく狙われます。
だから、複雑な「文構造」に慣れておく必要があります。
今回はその演習です。
では、例文。
次の「文構造」がわかりますか?
Those books which have made a lasting contribution to man’s quest for truth, we call great books.
いかがでしょうか?
では、解説。
実は、Those books ~ for truth が、後半の動詞 call の目的語になっているのです。
普通に書けば、
We call ( those books which have made a lasting contribution to man’s quest for truth ) great books.
で、SVOC の第5文型です。
その意味は、
「私達は(人間の真理への探究に永続的に貢献してきたような本を)偉大な本と呼ぶ」
ですね。
なぜこうなっているのか?
普通の語順では、目的語が長いために、動詞 call と補語 great books が離れてしまってわかりにくいので、前に出しているのです。
いかがでしょうか?
複雑な「文構造」の演習、ぜひ参考にしてみてください!