前置詞シリーズ第6弾、今回は on です。いろいろな文で使われますね。

久しぶりの前置詞シリーズです。第6弾 onの解説です。

on のイメージは、「~に接触して」です。

早速、例文です。

例文1:Your book is on the table. 「あなたの本はテーブルの上だよ」

これは簡単ですね。本がテーブルの上に接触しているわけです。

次はどうでしょう。

例文2:A fly is on the ceiling. 「ハエが天井にとまっている」

ハエが天井にとまっているのですが、決して「~の上」ではありませんね。こういう場合も 天井にハエが接触しているので、on を使います。ですから、on を「~の上に」と覚えてはいけないことになりますね。

例文3:He is on the tennis team. 「彼はそのテニスチームのメンバーだ」

この文では、彼がある団体の一員であるという所属の関係を on が示しています。これも接触の一つですね。

例文4:The policeman is now on duty. 「その警察官は今勤務中です」

この文では、警察官が duty 「職務」に接触している状態を表しています。

例文5:On his way back home, he met an old friend of his. 「家に帰る途中、彼は古い友人に会った」

彼が「家に帰る道に接触して」いる状態を表しています。イメージが湧きますか?

例文6:This is a book on birds. 「これは鳥についての本だ」

専門的な内容「について」という意味で使われる on です。専門的なので、接触しているイメージなわけです。

ちなみに、

This is a book about birds. 「これは鳥についての本だ」

この文は、日本語にすると同じ訳になりますが、鳥「について」の内容が一般的なものであることを示しています。about は「~の周辺に」というイメージなので当然ですね。

例文7:On arriving at the door, she opened it loudly.

「ドアのところに着くやいなや、彼女は大きな音を立ててドアを開けた」

動名詞の熟語として頻出の、 on Ving 「Vするとすぐに」です。これも、on の「接触している」イメージで考えるとわかりやすいですね。つまり、到着するという動作にドアを開ける動作が接触している、それだけすぐに起こった、というイメージなのです。

いかがでしょうか?

on の「~に接触している」というイメージ、お判りいただけたでしょうか?

ぜひ参考にしてください!

 

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