「等位接続詞」については以前にも解説しました。
簡単そうで実は厄介な接続詞、ですね。
今回はその中の、 or について解説します。
or も、一見簡単そうですが、実はけっこう厄介です。
例文です。ちょっと長いですが、入試問題なので頑張って読んでください!
There is a belief in some cultures that the person wearing the masks can change into or be taken over by the character of the mask.
この or がとても難解です。
実は、change into と be taken over by を等位に接続しているのです。
従って、次のような構造になっています。
…. the person (wearing the masks) can change into ( the character of the mask ) or be taken over by the character of the mask.
意味はこうなります。
「仮面を着けている人は、(その仮面の人物)に変わるか、または乗っ取られる可能性がある….」
いかがでしょうか?
等位接続詞 or によって、2つの動詞が等位に接続されているからこそ、このような省略ができるのです。
ぜひ参考にしてくださいね!