英語の動詞には「動作」と「状態」の2種類があります。知ってました?

英語の動詞(一般動詞)は、その意味によって2種類に分類されます。

それは、「動作」と「状態」です。知ってますか?

このことは、あまり授業等で扱われないのできちんと意識していない人が多いようです。

しかし、実はとても重要な概念なのですよ。

今回はその解説です。

例文です。

「動作」の例文1:He is running in the ground now.

「彼は今グランドを走っている」

「状態」の例文2:He runs a French restaurant in the town.

「彼はフレンチレストランを町で経営している」

この2つの文では、動詞がどちらもrun ですが、意味が全く異なりますね。

例文1:この run は「走る」という動作を表しています。従って、進行形にできるのです。

例文2:一方、例文2のrunは「経営する」という状態の意味なので、進行形にはできません。でも、日本語では「経営している」、「~している」と訳さざるを得ません。だから、多くの受験生が進行形と勘違いしてしまうんですね。

ここが大切です。

もう一つ例文。

例文3:I live in Miyazaki.「私は宮崎に住んでいます」

ほら、「住んでいる」としか訳せないでしょ。live は「住む」という意味だから「私は宮崎に住みます」と訳したら、まるでこれから住む、未来の意味になってしまいますね。

これが「状態」の動詞のポイントです。

すなわち、「状態」なので多くの場合「~している」と訳さなければならない、ということです。

いかがでしょうか?

「動作」と「状態」の動詞の違い、お判りいただけたでしょうか?

ぜひ参考にしてください!

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