英語長文の中で、thatの果たす役割第2弾!ほんとにthatは大事です!

前回に引き続き、thatの解説です。

今回は、強調構文で使われるthatについてです。

強調構文とは、It is ~ that ….の~に様々な語を入れて、それを強調して表現する文です。

It was Mike that broke the window yesterday.「昨日窓を壊したのはマイクだ」

この文では、It wasとthatに挟まれたMikeが強調されていますね。

ところが、以前解説した名詞節を導くthatとしばしば混同する間違いが多いのです。

It is natural that Mike got angry.「マイクが怒るのは当然だ」

形が全く同じなので、つい勘違いしてしまうようです。

It is a fact that the earth is round.「地球が丸いのは事実である」

この文はどちらだと思いますか?

それを判断する方法があります。It is ~ thatを取ってしまうのです。取っても完全な文ならば強調構文、不完全ならばIt is ~ thatの仮主語構文です。

a fact the earth is round

どうでしょう?不完全な文ですね。従って、元の文は仮主語構文ということになります。

上記の強調構文のIt is ~ thatを取ってみましょう。

Mike broke the window yesterday.「マイクは昨日窓を壊した」

ほら、完全文になっていますね。

いかがでしょうか。

強調構文のthatは、仮主語構文と間違いやすいので、上記の方法を覚えておいてください。

では、次回の「thatシリーズ」をお楽しみに!

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