英語長文の中には、Vingがしばしば現れます。その可能性は次の4つでした。
1 進行形
2 現在分詞の形容詞的用法
3 動名詞
4 分詞構文
それぞれの説明は、これまでのブログで既に行いました。
今回は、現れたVingが、上の4つの中のどれなのかをどうやって判断すればよいのか、についてです。
1 進行形
進行形は「be動詞+Ving」の形をとりますから、前にbe動詞があるかどうかで判断できます。
これは簡単ですね。
2 現在分詞の形容詞的用法
形容詞的用法ですので、名詞を説明しています。ですから、当然ながら前後に名詞があります。
前置修飾のときは、現在分詞が前にあり、その次に名詞が続きます。
つまり、「Ving +名詞」です。
後置修飾のときは、名詞が先に出てきて、その後に現在分詞が続きます。
つまり、「名詞+Ving」です。
このように、前後の名詞の存在で判断できます。
3 動名詞
動名詞は、動詞の性質をもつ名詞です。だから、文の中ではしばしば主語または目的語になります。
従って、文の中でVingが主語または目的語のときは動名詞と判断します。
もう一つ、前置詞のあとにくるVingも動名詞です。前置詞のあとは必ず名詞でなければならないので、当然ですね。
4 分詞構文
これが一番厄介です。
文頭にVingが来て、その後に続く「主語+動詞」の前でコンマで区切られているとき、それはほぼ分詞構文です。
または、英文の途中にコンマがあり、その後にVingが続くとき、それも分詞構文です。
なかなか簡単には判断できないのが分詞構文ですが、上の2つを覚えておけば、判断が容易になると思います。
いかがでしょうか。
英語長文の中のVingがいったい何なのか。その見抜き方についてでした。
ぜひ活用してみてくださいね!