入試英文には複雑な「文構造」の英文が出題されます。
その一つに「倒置」があります。
次の文にも「倒置」が使われています。
意味がとれるかどうか、やってみてください。
A friend is someone who chooses and is chosen. Related to this is the sense each friend gives the other of being a special individual, on whatever grounds this recognition is based.
いかがでしょうか?
どこか、わかりましたか?
そうです。
Related to this です。
文頭にいきなり Related という過去分詞があるのは変ですよね。
そこで疑ってかかります。
「うん、これって倒置?」
それで後半を見ると、is the sense があります。
そこで閃きます。
「こっちの the sense が主語だ、やっぱり倒置だ」
普通の語順では、こうなります。
( The sense each friend gives the other of being a special individual ) is ( related to this ),
すなわち、主語が The sense で、 is related to ~「~に関係している」が述語なのです。
意味は、
「一人の友人がもう一方に与える特別な人という感覚がこれに関連している、たとえこの認識が基づいている根拠が何であろうとも」
いかがでしょうか?
「倒置」の演習、ぜひ参考にしてくださいね!