関係代名詞には見慣れた who, which, that 以外にも「えっ」と思うようなものがあります。
今回はその第1弾ですよ。
それは、but です!
「えっ、 but が関係代名詞?」と思った人、必見です。
では実際の例文を見てみましょう
例文1:There is no rule but has some exceptions. 「例外のない規則はない」
これは、実は有名な例文です。見たことないですか?
but が関係代名詞の時は、否定文の中の語を先行詞にします。この文では先行詞は rule です。
そして文全体が否定語の no によって否定文になっています。
従って、2つの否定語により「2重否定」が起きているわけです。つまり、「全ての規則には例外がある」という肯定の意味を表しているのです。
例文2:There was no one but knew the fact. 「その事実を知らない者はいなかった」
この文でも、先行詞のある文は否定文ですね。従って二重否定となり、「皆その事実を知っていた」という肯定の意味を表しているわけです。
いかがでしょうか?
関係代名詞の but 、必修です。お判りいただけたでしょうか?
ぜひ参考にしてください!