-ed の発音ルールに従わない単語、3つ紹介します。

以前に紹介した 動詞の過去形・過去分詞の -ed の発音ルールの例外を紹介します。

その前に、 -ed 発音ルール、覚えていますか?3つありましたね。

おさらいです。

1 [ d ] の発音:語尾の発音が「有声音」の時

2 [ t ] の発音:語尾の発音が「無声音」の時

3 [ id ] の発音:語尾の発音が [ t ]または [ d ] の時

 

さて、実はこのルールには例外があるのです。今回はそれを紹介します。

次の3語です。

naked [neikid ] 形容詞「裸の」

wicked [ wikid ] 形容詞「邪悪な」

learned [ lə:nid ] 形容詞「教養のある」

実は、これら3語はどれも形容詞であり、過去形・過去分詞ではありません。ですから、厳密には前回の話と違う話になりますが、語尾 -ed の発音という括りでお話ししますね。

(これら以外にも例外となる発音がありますが、それらはかなり専門的な話ですので、ここでは省きます)

まず、最初の2つ。

1 naked [neikid ]「裸の」 wicked [ wikid ]「邪悪な」

この2つは語尾が無声音[ k ]なので、-ed発音ルールに従えば[ t ]と発音されるはずです。しかし、実際には[ id ]の発音になります。

2 learned [ lə:nid ]「教養のある」

learnは、語尾が有声音[ n ]なので[ d ]の発音になるところですが、実際にはこれも[ id ] と発音されます。

ところが、learnの過去形・過去分詞 learned は[ lə:nd ] とルール通りに発音されるのです。つまり、形容詞の learned と、過去形・過去分詞の learned では同じ綴りなのに発音が異なる、ということです。ややこしい。

というわけで、-ed 発音ルール例外の3語、しっかりと覚えておいてくださいね。

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