「婉曲表現」(間接的にやんわりと表現する用法)は、どの言語にもあります。
実は、知っておかないとかなり困ります。
例えば、日本語で「死ぬ」を日常生活でそのまま使うと失礼ですね。
だから、婉曲表現の「お亡くなりになった」という言い方をします。
英語もそうです。
英語で「死ぬ」は die ですが、日常生活では「婉曲表現」の pass away 「亡くなる」が使われます。
では、この「婉曲表現」 relieve oneself は知ってますか?
実際の入試英文です。
Every now and then Mrs. Stone had to stop the car so that her son could relieve himself behind a hedge.
いかがでしょうか?
意味は「小用をすます」です。
「時々ストーン夫人は車を止めなければならなかった、息子が生垣の後ろで小用をするために」
(寄宿学校に入学するために移動中の親子の様子を描いた文です。息子は緊張のあまり何度もトイレに行きたくなるのです)
いかがでしょうか?
英語の「婉曲表現」の一つ、relieve oneself でした。