人の記憶に関する動詞、remember と forget ですね。
この2つの動詞は、ちょっと注意が必要です。
今回はその解説。
まずは例文です。
I remember seeing him 4 years ago.「私は4年前に彼に会ったことを覚えている」
この文では、 rememberの目的語が、動名詞 seeing になっています。
この seeing は、「会ったこと」という過去の意味を表しています。
ここがポイント。
人の記憶に関する動詞なので、その目的語の動名詞が「~したこと」を覚えている、という過去の意味になるのです。
次の例文。
Remember to post the letter on your way home.「帰りにその手紙を出すのを忘れないでね」
この文では、不定詞の to post the letter が、未来の「手紙を出す」という意味を表しています。すなわち、不定詞では未来の行為を表す、ということになるのです。
つまり、remember ( forget も!)は、
動名詞が過去
不定詞が未来
を表すのです。
いかがだったでしょうか?
remember と forget の2つの動詞の用法でした。
ぜひ参考にしてください!