Stay homeはなぜStay at homeではないのか。皆さん、わかりますか?

コロナ対策の最善策は、家にいること。世界中で、今叫ばれているのがStay home, save lives.ですね。「うちにいて、命を救おう」

学校も臨時休校が続き、家での時間がこうも長いと、いろいろな不安が頭をよぎってしまい、生徒の皆さんも大人の皆さんもつらい時間ですね。何とか元気を出していきましょう!

さて、今日はこの合言葉Stay homeは、なぜStay at homeではないのか、についてお話ししたいと思います。

多くの皆さんは、at homeという言い方をよく知っていると思います。例えば、Please make yourself at home.「どうぞゆっくりしてください。」とか、I keep a dog at home.「私は家で犬を飼っている」などですね。

しかし、「家にいる」はstay at homeとは言わずに、stay homeです。なぜでしょうか?皆さん、わかりますか?

答えは、homeに副詞の働きがある、ということです。実はhomeには、名詞と副詞の2種類の品詞があります(形容詞もありますが・・・)。at homeというときは、名詞のhomeを使っているのです。

homeの副詞形は、「我が家に」とか「故郷へ」などの意味があり、stay homeはこの「我が家に」の意味を使っている表現です。

ほかにも、go homeで「帰宅する」、on my way home.「家に帰る途中に」などがあります。これらもなぜgo to homeやon my way to homeではないのかというと、homeが副詞で「我が家に」という意味を持っているからなのですね。つまり、「~に」の意味まで含まれている、ということです。

いかがだったでしょうか?コロナ対策で、どうしてもstay homeしなければなりませんが、stay homeの意味を再度かみしめながら、みなさん、がんばっていきましょう!

コメント

  1. 高島良樹 より:

    そうなんですね。定義というかルールがない、もしくは定義やルールは一定ではない、のですね。色々あるから、色々と覚えておかないといけない、ということ。

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